2014.05.23
『美しいキモノ』に掲載されました☆
手引きの和紙を3~5mmの幅に裁断し、強く撚りを掛けて紙布糸(しふし)にします。この紙布糸を経緯共に使用して織り上げたものを諸紙布(もろしふ)と呼びます。今回掲載して頂いた帯は、掬い織(すくいおり)という綴れ織に似た織り方で、朝食の柄部分も染めた紙布糸を使用しています。 軽やかで糸目が詰まっていないので、薄目の帯芯になさると四季を通じてご使用頂けます。また、和紙は繊維に沿って簡単に裂けますが、繊維に逆らうと裂けにくく、また雨に濡れても強いのが特徴です。 本商品は、現在かぎろひ屋銀座店にてご覧頂けます。 ≪お値段≫ 帯地代 350,000円(税抜) 帯芯代 3,000円(税抜) 仕立代 6,000円(税抜) |
『美しいキモノ』ハースト婦人画報社、2014年5月、p.117 |