2019.01.15
魅力いっぱいの米粉を使ったお菓子作り
今回は創業140年の老舗米粉メーカー「粉源」さんを取材させていただきました!
お話を聞かせてくださったのは粉源の4代目ご当主岡野英幸さん。
お店で開催されているお菓子作り教室に参加させていただき、
米粉のシフォンケーキと米粉パンの作り方を教えていただきました。
まずは、粉源さんと米粉について簡単にご紹介させていただきます。
粉源さんは先ほどご紹介させていただいたように、創業140ねんという長い歴史を持っておられます。
新大宮駅から徒歩5分ほどのところにお店を構えています。
以前はみたらし団子や柏餅など和菓子作りに使われている上新粉の製造を主に行っていましたが、
平成15年より米粉パンなどに取り組み始められたそうです。
平成17年からは近畿で2番目に気流粉砕機を取り入れ、奈良県学校給食会にパン用の米粉を供給するようになったそうです。
こちらが粉源さんで販売されている米粉です↓↓
今回はこの米粉たちを使ってお菓子作りをさせていただきました。
ところで皆さんは上新粉と米粉パンなどに使われる微細米粉の違いをご存知でしょうか?
私も知らなかったのですが、大きな違いは粒子の細かさにあるそうです。
上新粉は70~90メッシュほど、微細米粉は200メッシュほどだそうです。
なかなかイメージがわきませんが簡単に言うと微細米粉は小麦粉と同じがそれ以上に細かい粒子だそうです。
一口に「米粉」といっても上新粉や微細米粉、白玉粉、道明寺粉など、米の種類、加工の仕方によってたくさんの種類に分かれているそうです。
米粉の特徴は何といっても、もっちりとした食感。
しかしそれだけではなく、油の吸収が小麦粉より少なくヘルシーなことや、グルテンフリーであること、
粒子が小さいので粉をふるう必要がないこと、だまになりにくいことなどたくさんのメリットがあります。
さて、ここからはそんな魅力たっぷりな米粉を使ったお菓子作りの感想をお伝えしていきたいと思います。
まずは米粉のシフォンケーキ。
メレンゲを作っているところです。滑らかなメレンゲを作るコツも丁寧に教えてくださいます。
こちらは生地を作っているところ。こめ油を少しずつ混ぜています。
生地と先ほどのメレンゲを混ぜて…
型に流し込んでいきます。
これを焼いていきます。
焼き上がりはこちら。きめが細かくふわふわ。
さてこちらは米粉パン。
生地を型に流しいれているところです。
焼きあがりました。小麦粉で作ったパンよりずっしりとしています。
食感はもちろんふわふわでもちもち。とてもおいしかったです。
このお菓子作り教室はお店で定期的に開催されているので、ぜひ興味を持たれた方は参加してみてください。
米粉の魅力を知れるだけでなく、お菓子作りのコツについてもしっかり教えていただくことができます。
米粉って気になっていたけれど取り入れるのがなんだかむずかしそう、、と思っていたそこの皆さん。
米粉をもっと身近に感じていただけること請け合いです。
こちらは粉源さんの店内の様子。
粉類だけでなく、チョコレートやデコレーションクッキーやケーキの型など製菓材料が何でもそろっています。
あと少しでバレンタイン。
気になるあの人や素敵な奥様、旦那様へのプレゼントに、米粉を使ったおやつやお料理に挑戦してみませんか?